交通事故の傾向

ハンドル操作する手

最近の交通事故の発生件数そのものは、歩行者と自動車の分離、歩行者道路の拡幅や道路の構造や信号機の改善などなどのいろいろな防止策の効果もあってか、確実な交通事故は減少を続けています。それでも、大型の交通事故や死亡事故、飲酒・薬物使用などによる危険運転などの交通事故増加もあって、凶悪的な事案件数は増加し、被害者の訴えもあって、刑罰は厳罰化が加速しています。また治療費等の実費経費も確実に増加していて、強制保険ではとうていカバーできなくなっています。そして、以前であれば、保険会社がほぼ示談を成立させていましたが、最近では示談がまとまらず、長期化することもしばしばです。それは高額な請求によるものだけではなく、少ない損害額でも同様で感じ要的な対立を原因とするものも数多くあります。これらは弁護士がつく事案になってきます。弁護士も増加していて、引く手あまたであり、弁護士の活躍フィールドを広げる結果になっています。

弁護士が取り扱う事案はそのように小さい事件から大きな事件、あるいは民事事件だけでなく、刑事事件にまで及んできますので、今後保険契約においても弁護士特約が付いているかどうかは十分確認しておいた方がよさそうです。自分だけで気を付けていても、交渉困難な相手方の被害者にいつならないとも限らないからです。紛争解決機関がまだまだ地方には少なくて強制力がないため、煩雑な法律仕事になってしまいますが、本来は過失割合そのものを第三者機関が決定すればよく、これらは専門の行政機関が対応すべきものと考えられますので、今後はそのような合理的な専門機関による早期解決手段が講じられるべきものと考えられます。それにしても交通事故は負けがないので、弁護士にとってはいい仕事の一つになります。